吐噶喇列島その1(口之島)

2026年7月上旬。「トカラ列島・島めぐり体験ツアー」の2日目。曇り時々晴れ。最初の島は北端の口之島。火山活動によって形成された島。面積13平方km、周囲20km、最高点628m、人口90人(2026年5月末)、36世帯(同)。

朝5時、口之島が見えてきた。この時期の吐噶喇列島は日の出5時半、日の入り19時半。
口之島

5時10分、西之浜漁港に着岸。ツアー参加者40名はフェリーで輸送されてきたジャンボタクシー(ハイエース)5台に分乗して、島内を観光する。ガイドは十島村役場の職員の方たち。
西之浜漁港

北緯30度線モニュメント。太平洋戦争後、北緯30度以南(写真左手)は米国の統治下に置かれた。この時期、口之島では密貿易が盛んに行われた。
北緯30度線モニュメント

北緯30度線モニュメント付近の海岸線。
北緯30度線モニュメント付近の海岸線

口之島北端のセリイ岬。
セリイ岬

セリイ岬の赤瀬。周囲には漂流物が多い。
赤瀬

セリイ岬の背後の丘。
セリイ岬の背後の丘

フリイ岳(標高235m)の登山口。太平洋戦争中には、フリイ岳の頂上に海軍の防空監視哨が設置されていた。
フリイ岳登山口

フリイ岳山頂の展望台からは四方が見渡せる。天気がよければ屋久島がよく見えるそうだが、この日は雲に隠れていた。
フリイ岳展望台

フリイ岳展望台から見るホトケビラ岳(標高293m)の頂上は雲におおわれていた。向こう側の麓にはタモトユリの群生地がある。タモトユリは口之島固有種のユリ。6月下旬から7月にかけて咲く。鹿児島県指定天然記念物。写真右下には西之浜漁港に停泊するフェリーとしま2が見える。
フリイ岳展望台

集落内のコウ(あるいはカワ)。島民の生活用水として利用されてきた湧き水。
コウ

7時、フェリー出航。口之島が遠ざかっていく。次の目的地の中之島は20km先。
口之島

その後、船内食堂で朝食。リリコイラッシーは十島村産のパッションフルーツやサツマイモなどを奄美大島のミキと組み合わせた発酵飲料。フルーツヨーグルトのようでおいしかった。
朝食

口之島については以前にNHK『ふるさとの伝承』(1997年4月)でその興味深い伝統行事が特集された。こうした伝統行事は後継者問題で行われなくなりつつあるそうだ。


タモトユリ
タモトユリ

口之島のおやだま祭り

口之島の盆と十五夜

口之島の霜月祭り

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