鹿児島・奄美航路(吐噶喇列島経由)

鹿児島港(鹿児島市)と奄美大島を結ぶフェリーの航路には3つのルートがある。
  1. 鹿児島新港から奄美群島を経由して那覇港に至るルート。
  2. 鹿児島本港南埠頭から吐噶喇(トカラ)列島を経由して名瀬港(奄美大島)に至るルート。
  3. 鹿児島本港北埠頭から喜界島、奄美大島を経由して平土野港(徳之島)に至るルート。
1番目のルートについては昨日の投稿でふれたので、今回は2番目のルートについてまとめる。以下、このルートを鹿児島・奄美航路(吐噶喇列島経由)という。

鹿児島・奄美航路(吐噶喇列島経由)は鹿児島県十島村が運航している。十島村は東シナ海に連なる吐噶喇列島の12の島々からなる。人口669人、世帯数380世帯(2025年5月31日現在)。鹿児島・奄美航路(吐噶喇列島経由)はこのうち有人島の口之島、中之島、諏訪之瀬島、平島、悪石島、小宝島、宝島の7つの島々を経由する。

鹿児島・奄美航路(吐噶喇列島経由)の航路図
鹿児島・奄美航路(吐噶喇列島経由)の航路

鹿児島・奄美航路(吐噶喇列島経由)にはフェリーとしま2が就航し、鹿児島港と奄美大島の名瀬港の間を週2回往復している。個々の島での停泊時間は10分。各島とも宿泊施設が限られている。下船しての観光は日程にかなり余裕がないと難しい。
 
鹿児島・奄美航路(吐噶喇列島経由)の運航ダイヤ(平成30年4月2日から)
鹿児島・奄美航路(吐噶喇列島経由)の運航スケジュール

フェリーとしま2
フェリーとしま2

九州から台湾に至る琉球弧にはたくさんの島々が点在する。どの島も興味深い。沖縄本島から台湾にかけての主だった島には何度も旅行している。その一方で、九州南部から沖縄本島にかけての大隅諸島、吐噶喇列島、奄美群島にはほとんど行ったことがない。奄美大島に一度日帰りで行ったことがあるだけだ。


フェリー運航予定 – 十島村役場公式サイト
上の写真はこのサイトから拝借した。




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