2026年5月23日(土)。武田神社(山梨県甲府市)の甲陽武能殿(能楽殿)で第20回武田の杜薪能を観る。写真は能舞台に設えた篝火。
会場の武田神社。まず拝殿にお詣りする。
薪能の開場まで時間があったので付近を散策。武田神社は武田氏館跡に建てられている。写真は武田氏館の大手(正門)の跡。
武田神社に隣接した竜華池という溜池から甲府駅方面を見る。右手前の小高い丘一帯が武田神社。
武田神社の境内に戻る。参道に平行して張られた紫紺の垂れ幕の向こうに甲陽武能殿の屋根が見える。手前の竹筒は竹灯篭祭の竹灯篭。日が落ちるとライトアップされる。
15時30分開場。甲陽武能殿の能舞台。
16時30分開演。演目は狂言『二人大名』と能『海士(あま)』。この日の甲府は冷え込んだ。
狂言『二人大名』はシテ(大名)大藏教義、アド(連大名)大藏康誠、アド(道通り)大藏基誠。狂言が終わると、休憩を挟んで、篝火への火入れ式が行われる。
能『海士』はシテ(海士、龍女)佐久間二郎、子方(藤原房前)小島史織、ワキ(臣下)野口能弘、ワキツレ(従者)吉田祐一、アイ(浦の者)上田圭輔。
『海士』の詞章から一部引用。
シテ(海士)
さらばそと擬うで御目にかけ候ふべし。その時あま人申すよう。もしこの珠を取り得たらば。この御子を世継の御位になし給えと申しゝかば。子細あらじと了承し給ふ。さては我が子ゆゑに捨てん命。露ほども惜しからじと。千尋の縄を腰につけ。もしこの珠を取り得たらば。この縄を動かすべし。その時人々力を添え。引き上げ給へと約束し。一つの利剣を抜き持って。
(引用ここまで)
19時終演。境内の竹灯篭には火が灯されていた。







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