テオ・アンゲロプロス監督によるギリシャ・フランス・イタリア合作映画『霧の中の風景』(1988年)。アテネに母親と住む幼い姉弟がまだ見ぬ父親を捜しにドイツに向かう。原題: Τοπίο στην ομίχλη、英題: Landscape in the Mist。写真は霧の中を歩くヴーラ(タニア・パライオログウ、右)とアレクサンドロス(ミカリス・ゼーケ、左)。
1970年代のギリシャ。
アテネの母子家庭で12歳の少女ヴーラ(タニア・パライオログウ、右)は5歳の弟アレクサンドロス(ミカリス・ゼーケ、左)と3人で暮らしていた。母親はいつも帰りが遅かった。姉弟は父親とは会ったことがなく、母親は2人に父親はドイツにいると話していた。2人は「お父さんに一度は会いたい」と話していた。
ヴーラとアレクサンドロスは、毎日のように、ドイツにいる父親を捜しに行くためにドイツ行きの国際急行列車の発つホームに立つ。だが、乗車賃のない2人は空しく家に帰るのが常だった。
ある日、ヴーラとアレクサンドロスは意を決して国際急行列車に飛び乗る。
ヴーラとアレクサンドロスは無賃乗車だ。
ヴーラとアレクサンドロスはすぐに車掌に見つかり、途中駅で下ろされる。
途中駅の駅員(マイケル・ジャンナトス、右)はヴーラとアレクサンドロスから伯父(ディミトリス・カンペリディス、左)が近くに住んでいることを聞き出し、2人を伯父の職場に連れて行く。
伯父は駅員にたしかに妹の子だが「父親なんかいやしない」「私生児だ」と説明する。母親が父親はドイツにいると話したのは「夢を与えたかったんだろう」という。
ヴーラとアレクサンドロスは伯父と駅員の会話を盗み聞きする。しかし、ヴーラ(右)は伯父のいうことは嘘だと信じない。
おりから雪が降り始める。ヴーラとアレクサンドロスは再び逃げ出す。
ヴーラとアレクサンドロスはときには列車に無賃乗車し、またあるときは徒歩で国境に向かう。
ヴーラとアレクサンドロスはオレステス(ストラトス・ジョルジョグロウ、左)という若者から声をかけられる。
旅芸人の一座に所属するオレステス(右)は親切だった。ヴーラとアレクサンドロス(左)は彼が運転する一座の古びたバスに乗せてもらう。
ヴーラとアレクサンドロスは旅芸人の一座とギリシャ国内を移動する。この後も様々なできごとがあるのだけれど、以下略。
『霧の中の風景』予告編 テオ・アンゲロプロス監督作品 - YouTube
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