アンコ椿は熱血ポンちゃん

山田詠美著『アンコ椿は熱血ポンちゃん』(新潮文庫、2011年)。山田詠美のエッセイ集。『小説新潮』連載のエッセイをまとめた同名単行本(2009年)の文庫化。

山田詠美著『アンコ椿は熱血ポンちゃん』(新潮文庫、2011年)
山田詠美著『アンコ椿は熱血ポンちゃん』(新潮文庫、2011年)

吉祥寺にある居酒屋の闇太郎にはときどき行く。このエッセイ集のなかの一編「酔わせて酔う、春うらら」に闇太郎のことが書かれていたので、備忘のために一部(P63)を引用する。

昨日も、男友達と、五日市街道沿いの「闇太郎」で飲んじゃった。
この「闇太郎」は、知る人ぞ知る吉祥寺の名(迷? 銘か)店である。渋さを通り越して、わび、さびの風格すら漂う外観。初めての客に、足を踏み入れる一大決意を強要するほどである。かく言う私も、大学時代から、気にしながらも店の前を通り過ぎるばかりで、入る勇気を持てないままであった。しかし、ある日、男友達に付き合ってもらい、意を決して引戸を開けた。
(以下略。)

余計なことだが、闇太郎のご主人も山田さんという。


『アンコ椿は熱血ポンちゃん』 山田詠美 | 新潮社
https://www.shinchosha.co.jp/book/366812/
単行本。 

コメント