初恋のきた道

張芸謀(チャン・イーモウ)監督による中国映画『初恋のきた道』(1999年)。小さな山村に赴任した小学校教師と村娘のラブストーリー。原作は鮑十(パオ・シー)の小説『記念』。原題: 我的父親母親、英題: The Road Home。写真は雪の中でチャンユーが帰るのを待ち続けるチャオディ(チャン・ツィイー)。
我的父親母親(1999年)

親元を離れて暮らすルオ・ユーシェンの父が突然亡くなる。ユーシェンは故郷の三合屯という小さな山村に帰る。彼は仕事が忙しく、家には何年も帰っていなかった。一人っ子のユーシェンは残された母が心配だった。
我的父親母親(1999年)

駱玉生=ルオ・ユーシェン(孫紅雷=スン・ホンレイ、右)の父は村の小学校の教師を40年間勤めた。父は校舎建て直しの金策に奔走するなか、県の病院で心臓病で急死した。村長(中)は父の遺体を県の病院から村まで車で運びたいという。しかし、母は人が棺を担いで運びたいと譲らない。村には故人に家路を辿らせるという習わしがあった。だが、村の若い男たちは外に働きに出ていて、担ぎ手が揃わなかった。
我的父親母親(1999年)

母の招娣=チャオディ(趙玉蓮=チャオ・ユエリン、左)は父が死んでからずっと小学校の前に座り込んでいた。ユーシェン(右)は母を家に連れ帰る。
我的父親母親(1999年)

母は父の棺にかける布を織り始める。布を織るということは棺を担いで運ぶということを意味した。母の決意は固く、夜が更けるまで布を織り続ける。
我的父親母親(1999年)

ユーシェンは母が布を織る姿を眺めながら、父と母が出会った頃のことを回想する。
我的父親母親(1999年)

ここから、1950年代末の中国の小さな山村にフラッシュバックする(映像もモノクロからカラーに変わる)。母が18歳のとき、彼女の住む村に初めて小学校が開校することになる。
我的父親母親(1999年)

教師は町から馬車に乗ってやって来た20才の青年、駱長余=ルオ・チャンユー(鄭昊=チョン・ハオ)だった。
我的父親母親(1999年)

若き日の母の招娣=チャオディ(章子怡=チャン・ツィイー)は美しい娘だった。彼女は村人に歓迎されるチャンユーに心ときめく。
我的父親母親(1999年)

チャンユーもまた赤い服を来たチャオディが目に留まる。
我的父親母親(1999年)

チャオディは盲目の母親と二人で暮らしていた。
我的父親母親(1999年)

小学校の建設はチャンユーや村の男たちが総出で行う。
我的父親母親(1999年)

女たちは男たちのために各自1人分の昼食を用意し、男たちはその料理を思い思いに選ぶ。チャオディは自分の料理が選ばれるという当てもないのに、チャンユーのために心を込めて料理を作り、彼が選びそうな場所に置く。
我的父親母親(1999年)

チャオディは家に近い井戸の代わりに、家から遠い小学校のそばの井戸に水を汲みに行くようになる。授業が始まってからは、その井戸に行くとチャンユーが教科書を朗読する声が聞こえた。
我的父親母親(1999年)

放課後になると、チャンユーは家の遠い生徒たちを送って行った。チャオディはその道筋で待ち伏せる。
我的父親母親(1999年)

やがて、チャオディ(左)とチャンユー(右)はことばを交わすようになる。以下略。
我的父親母親(1999年)

中国の美しい山村を舞台にした、絵に描いたような純愛物語。


映画「初恋のきた道」予告編 - YouTube

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