巖谷國士著『アジアの不思議な町』(ちくま文庫、2000年)。アジアの国々の紀行エッセイ。もともとは「シグネチャー」誌(ダイナースクラブ)に1990年前後に連載された。単行本の『アジアの不思議な町』(筑摩書房、1992年)の文庫化。
巖谷國士著『アジアの不思議な町』(ちくま文庫、2000年)
目次
Ⅰ
- 桂林-水と木と少女と
- 昆明と雲南省の不思議
- 広州-エグゾティスムの市場
Ⅱ
- 北京の位置と広さについて
- 杭州-「美女」としての町
- 上海という名のメトロポリス
Ⅲ
- プサンとふたつの温泉地
- 慶州、扶余、儒城、利川
- ソウルの朝食
Ⅳ
- 香港1990年
- バンコク・天使の都
- シンガポール-あるユートピア島
Ⅴ
- ジャカルタ-陸と海の国にて
- プランバナン、ボロブドゥール、ヨグヤカルタ
- バリ島で「パリン」-デンパサール
Ⅵ
- カルカッタとバンヤンの巨木
- カトマンドゥ-偏在する「眼」
- パタン、バドガオン、ネパール盆地
Ⅶ
- ヴァラナスィ-ガンジーとともに
- アグラ-「形」の魅惑
- ジャイプルとその天文台
Ⅷ
- 幻のインド-デリー、ニューデリー
- ふたたびイスタンブール
- 東京の夜、朝、昼
ところどころに詩人ならではの表現が現れる。例えば、「杭州」の章は「町というものに性別があるとすれば、それは多くのばあい、女だろう」という書き出しで始まる。
『アジアの不思議な町』 | 筑摩書房

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