ココ・シャネル

クリスチャン・デュゲイ監督による米仏伊合作のテレビ映画『ココ・シャネル』(2008年)。ココ・シャネル(1883~1971年)の伝記映画。サクセス・ストーリーにしてラブ・ストーリー。ココ・シャネルの若年はバルボラ・ボブローヴァ、老年はシャーリー・マクレーンが演じる。原題: Coco Chanel。写真は老年のココ(シャーリー・マクレーン)。ココ・シャネルはヘビースモーカーだったようだ。
Coco Chanel (2008)

1954年、70歳のココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)が長い隠遁生活にピリオドを打ち、15年ぶりにショーを開催する。
Coco Chanel (2008)

復活のコレクションの評価は「過去から脱却できないココ・シャネル」などと散々だった。周囲は暗に引退を勧める。だが、ココは「失望は何度も味わっている」「ガブリエル(本名)と呼ばれていたあの頃から」と意に介さない。ここから場面はココの少女時代にフラッシュバックする。
Coco Chanel (2008)

ガブリエル(後年のココ)・シャネル(右)は母親ジャンヌ(中)と妹ジュリア(左)の3人で暮らしていた。父親は行商人であまり家にいなかった。生計は病弱な母親が裁縫で支えていた。
Coco Chanel (2008)

ガブリエル(右)が12歳のとき、母親が亡くなる。
Coco Chanel (2008)

父親はガブリエル(中央)と妹を捨てるように孤児院に預ける。実は父親は別に家庭を持っていた。
Coco Chanel (2008)

ガブリエル(バルボラ・ボブローヴァ、右)は18歳になると孤児院を出る。
Coco Chanel (2008)

針仕事が得意だったガブリエルは仕立屋で針子として働き始める。
Coco Chanel (2008)

勤務時間は朝7時から夜8時まで。写真右端が店主のマダム・デブゥタン。
Coco Chanel (2008)

ガブリエルの住み込みの部屋代は給金から引かれた。
Coco Chanel (2008)

ガブリエル(右)は仕立屋の客のエチエンヌ・バルサン(サガモア・ステヴナン、左)という若者と知り合う。エチエンヌは貴族家の軍人だった。
Coco Chanel (2008)

ガブリエルは夜はカフェで歌を歌うようになる。「ココ」という歌が得意だった。そのため、ココという渾名で呼ばれるようになる。
Coco Chanel (2008)

ココ(ガブリエル、中)は仕立屋を辞め、エチエンヌ(右)と彼の広壮な別荘で同棲する。だが、プレイボーイのエチエンヌはココと結婚するつもりはなかった。
Coco Chanel (2008)

ココはエチエンヌ(右)の親友ボーイ・カペル(オリヴィエ・シトリュク、左)とも出会う。ボーイは英国人で実業家だった。中略。
Coco Chanel (2008)


やがて、復活2回目のコレクションが開かれる。冒頭のシーンの続きである。
Coco Chanel (2008)

同。
Coco Chanel (2008)

同。ココは手ごたえを感じながらショーを見守る。
Coco Chanel (2008)

同。
Coco Chanel (2008)

ファッションや恋愛に関心のあるご婦人向けの映画。ファッションの現場のシーンなどは男が見ても面白い。出番は少ないのだけれど、シャーリー・マクレーンが印象に残る。


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