2024年2月中旬、東京は風の強い晴天の日が多い。自転車で5分ほどのお宅の庭先で自分の畑で収穫した野菜を売っている。この時期だと三浦大根、青首大根、白菜、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、サトイモなどが並んでいる。自家製の白菜漬けもある。この日は自家製の割り干し大根を2袋買った。1袋100円。大半は三浦大根で作ったもののようだ。このお宅では切り干し大根と呼んでいるが、一般には割り干し大根のほうが通りがよさそうだ。ここの割り干し大根は市販のものよりも安価で味は優っている。家ではこれを水に浸けて戻してから煮物にする。
売り場の横では割り箸のように端を残して割るように切った大根を横に渡した棒に吊るして干している。この家のおじいさんによると「(この割り干し大根は)おいしいよ」「一晩水に浸けて戻してね」「これは寒いうちはずっと作る」「暖かくなるとできないからね」「以前はこの辺ではこれで福神漬けを作っていた」。今度は福神漬けかはりはり漬けにしてみよう。
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