弓削進監督による松竹映画『怪人二十面相』(1954年)。名探偵明智小五郎と少年探偵団が怪人二十面相と対決する子ども向け探偵映画。3部構成。原作は江戸川乱歩の同名小説。写真は明智小五郎(若杉英二、右)と怪人二十面相(沼尾釣、左)。
第1部 人か魔か?
20の顔を持つ男、怪人二十面相から羽柴博士(山形勲)に完成したばかりの超原子炉の設計図を盗むという予告状が届く。
第1部はここまで。この後、第2部 巨人対怪人、第3部 怪盗粉砕と続く。
この時代の子ども向け作品なので殺人などは行われないように脚色されている。昭和20年代末の東京の様子が映し出されるのが別の感興をそそる。
怪人二十面相・第一部 人か魔か?
配給元の松竹の作品情報には基本的な間違いがいくつもある。どうしたことだろうか。
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