星の旅人たち

エミリオ・エステベス監督によるアメリカ・スペイン合作映画『星の旅人たち』(2010年)。聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路を舞台としたロードムービー。原題: The Way。 写真はトム(マーティン・シーン)。
The Way (2010)

カリフォルニア州ヴェンチュラの眼科医トム・エイヴリー(マーティン・シーン)はゴルフ場でプレイ中に一人息子ダニエルがスペインとフランスにまたがるピレネー山脈で遭難死したという突然の知らせを受ける。トムとダニエルの関係は少しぎくしゃくしていた。
The Way (2010)

ダニエル(エミリオ・エステベス)が亡くなったのは聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の初日だった。監督も務めたエミリオ・エステベスはマーティン・シーンの息子。
The Way (2010)

トムはダニエルの遺体を引き取るためにスペインとの国境近くのフランスの町に赴く。火葬を終えたトムはダニエルの遺品のバックパックを背負い、息子の果たせなかった巡礼の旅を続ける。
The Way (2010)

最初の夜はバスクの宿泊所の大部屋だった。到着が遅かったので食事はなく、1泊15ユーロ。写真は宿泊所の朝。
The Way (2010)

トムは道中で3人の巡礼者と親しくなる。最初の夜の宿泊所に同宿したオランダ人のヨスト(ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン、右)は食べ物を分けてくれた。ヨストはダイエットのために巡礼の道を歩いていた。ヨストが吸っているのはドラッグ。「オランダでは普通だ」という。
The Way (2010)

宿泊所ではチェックアウトのときにスタンプを押してくれる。
The Way (2010)

トムは巡礼の途中でダニエルの遺灰を少しずつ撒く。
The Way (2010)

カナダ人のサラ・マリー・シンクレア(デボラ・カーラ・アンガー)は巡礼が終わったら禁煙するつもりだ。
The Way (2010)

アイルランド人の作家ジャック・スタントン(ジェームズ・ネスビット)はスランプからの脱出のために歩く。
The Way (2010)

トムは初め3人の同行者を遠ざけていたが、次第に彼らとの間に心の絆が生まれる。
The Way (2010)

巡礼の終わりが近づく頃には身内のような関係になる。
The Way (2010)

トムは巡礼路を歩くなかで新しい自分に出会う。また、亡くなった息子との絆も深まったように感じる。
The Way (2010)

目的地の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラのカテドラル。
The Way (2010)

この後、4人はムシーアの海岸に向かう。
The Way (2010)


映画『星の旅人たち』予告編 - YouTube

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