若き日のネルソン・ゴンサルヴィス

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ブラジルの男性歌手ネルソン・ゴンサルヴィス（Nelson Gonçalves）の『若き日のネルソン・ゴンサルヴィス』（1981年）は中村とうようがネルソン・ゴンサルヴィスの1940年代から1960年代のアルバムから選曲したLP。いい曲が揃っていたが、CDでは再発売されなかったのではないかと思う。

『若き日のネルソン・ゴンサルヴィス』（1981年）
『若き日のネルソン・ゴンサルヴィス』（1981年）

Side A
  1. ラパの物語（Historia da Lapa）
  2. もし誰も愛さなかったら（Se Ninguém Te Ama）
  3. 彼女に行かせて（Deixe Que Ela Se Vá）
  4. 反抗（Revolta）
  5. マリア・ベターニア（Maria Bethânia）
  6. ギターよ伝えて（Fala por Mim, Violão）
  7. 黄金に輝いていても（Nem Coberta de Ouro）
Side B
  1. 君を想って（Pensando em Ti）
  2. どこまでも歩いて（Caminhemos）
  3. あの女（Aquela Mulher）
  4. 最初の女（Primeira Mulher）
  5. どうぞ神様（Queira Deus）
  6. いつも心に（Sempre em Meu Coração）
  7. 失意の十字架（Cruz da Desilusão）
A面5曲目の「マリア・ベターニア」は口づけもせずに別れた女性を偲びながら愛を知らなかった若い頃を悔やむ男の歌。1945年のヒット曲。女性歌手のマリア・ベターニアは1946年生まれだが、彼女が生れたときにネルソン・ゴンサルヴィスの歌う「マリア・ベターニア」が大好きだった兄のカエターノ・ヴェローゾが妹の名前はこれにしようと両親にいって命名されたそうだ。カエターノ・ヴェローゾは当時4歳。ませた子どもだ。


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