年末になるとJ. S. バッハ『マタイ受難曲』を聴く。ドイツ語の独唱や合唱を伴う音楽なので対訳の冊子を片手にCDで聴くのだが、いかに宗教音楽の傑作とはいえ、3時間の大曲を対訳を追いながら聴き続けるには集中力の持続を要する。
先日、YouTubeで1971年に収録されたカール・リヒター指揮の『マタイ受難曲』の演奏に日本語対訳の字幕を付けた動画を見つけた。これなら煩わしさを感じずにバッハの音楽に浸ることができる。対訳の字幕を加えるのは大変手間のかかる作業だったと思う。公開していただいて本当にありがたい。
カール・リヒター指揮の『マタイ受難曲』(1971年)
対訳「マタイ受難曲」 全曲 - YouTube
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