2023年11月下旬、晴れ。実家の庭のユズリハ(譲葉)の冬囲いをする。ユズリハは常緑広葉樹。幹は枝別れし、全体にこんもりとした樹形をしている。実家の庭のものは寒冷地に適応した亜種のエゾユズリハだろう。背丈は2.5mくらいである。
ユズリハの冬囲いは枝分かれした幹を大まかに束ねて太い棒に結わえ付け、全体をすぐそばの紅葉の幹に結びつけている。ユズリハの枝はしなやかだが、何本もまとまると手強い。腕力が要る。
ユズリハは春に古い葉が落ち、新しい葉に入れ替わる。そのため、世代交代や子孫繁栄の縁起木とされ、正月飾りに用いられる。葉や果実などには有毒物質のアルカロイドを含む。古名はユズルハ。
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