栃木県の日光市に行くと、日光東照宮に向かう参道にある「海老屋」で揚巻湯波をお土産に買う。店名は正式には元祖海老屋長造というようだ。日光ではゆばを湯波という。写真は海老屋のサイトから拝借した。
揚巻湯波は引き揚げた湯波を丸く巻き、輪切りにして油で揚げている。人気があり、早めに売り切れることも多い。
海老屋の湯波には調理法を記したメモが付いている。揚巻湯波はいつもこの調理法に従って含ませ煮にする。滋味豊かな含ませ煮ができる。油で揚げてあるので味わいは淡白というよりも濃厚。
だいぶ以前のことだが海老屋でこの店の湯波を使っている近隣の料理屋を尋ねたことがある。店の老婦人は「与多呂」を教えてくれた。この割烹の湯波尽しのコース料理は充実していた。一番おいしいと思ったのはやはり揚巻湯波の含ませ煮だった。料金も内容に比してリーズナブルだった。
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