バート・スターンとアラム・アヴァキアンの共同監督による米国映画『真夏の夜のジャズ』(1959年)。1958年7月3日から同6日にかけてロードアイランド州ニューポートで開催された第5回ニューポート・ジャズ・フェスティバルを記録した音楽ドキュメンタリー作品。原題: Jazz on a Summer's Day。
セロニアス・モンクが「ブルー・モンク」のイントロを弾き始める。
アニタ・オデイの「スイート・ジョージア・ブラウン」。この人のステージには華がある。
ジョージ・シアリングはラテン系のリズムセクションを従えて「ロンド」を演奏する。
ダイナ・ワシントン(中)は「オール・オブ・ミー」を歌う。ドラムのマックス・ローチ(左)はすこぶる姿勢がいい。
ミュージシャンだけでなく、観客席などのスナップも多い。会場の雰囲気がよく伝わってくる。
ジェリー・マリガン(右)とアート・ファーマー(左)。二人とも30歳くらいと若い。
観客席のご婦人。共同監督のバート・スターンは著名な写真家。マリリン・モンローの最後の写真も彼が撮った。
チャック・ベリーの「スイート・リル・シクスティーン」。このフェスティバルにはロックンロールやゴスペルのミュージシャンも出演している。
フルートを吹くエリック・ドルフィー。ほとんど身体を動かさない。
ルイ・アームストロング。演奏前のおしゃべりが長い。自分のジョークで自分が笑い、観客も笑う。
最後に登場するマヘリア・ジャクソン。彼女の圧巻のステージについては今年4月にも投稿した。
ジャズに限らず、すべてのジャンルの音楽映画において歴史に残る傑作だと思う。
映画『真夏の夜のジャズ 4K』予告編 - YouTube
Jazz On A Summer's Day - YouTube
全編。字幕なし。
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