焦桐『味わい台北旧市街』(台北市政府觀光傳播局、2018年)。台北で長年に渡って親しまれてきた庶民的な店を数多く紹介しているエッセイ集。原著『味道臺北舊城區』(同、2016年)。
「永楽市場」の冒頭部分を少し引用する。
早朝の永楽市場はのんびりしているが、活気に満ちている。市場内のいくつかの屋台はすでに店を開け、ある人は神様にお供えする飴やビスケット、果物を並べ始めている。4階は「フードコート」だ。市場の外には有名店が数店あり、そのほとんどは明け方の営業だ。道端にテーブルと椅子が並べられ、昼時になると閉店だ。ここの『清粥小菜(白粥とおかず)』はよくある台湾のビュッフェスタイルだ。いろいろなおかず(魚、エビ、玉子、豆腐、野菜各種)や弁当、麺、ビーフン、肉臊飯(肉そぼろ飯)、鶏肉飯(とりそぼろ飯)、スープ類を提供している。(以下略)
永楽台南𩵚魠魚焿
博客來-味わい台北旧市街(味道臺北舊城區日文版)
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