ゴッドファーザー

フランシス・フォード・コッポラ監督によるアメリカ映画『ゴッドファーザー』(1972年)、『ゴッドファーザー PART II』(1974年)、『ゴッドファーザー PART III』(1990年)。マリオ・プーゾの原作。アメリカのイタリア系移民の裏社会を舞台とした一大叙事詩。アメリカ映画屈指の傑作。原題: The Godfather

『ゴッドファーザー』。第二次世界大戦直後のニューヨーク。イタリア系マフィアの首領ドン・コルレオーネことヴィトー・コルレオーネ(マーロン・ブランド)は他のマフィアとの凄絶な抗争に巻き込まれ、長男で跡継ぎのソニー(ジェームズ・カーン)などファミリーに多くの犠牲者を出し、苦い講和を余儀なくされる。跡目を継いだ末息子マイケル(アル・パチーノ)は、父ヴィトーの死後、対立するマフィアのボス全員を暗殺し、裏切り者を粛清する。

義理の息子トム・ヘイゲンから長男ソニーの死を知らされるヴィトー。
The Godfather

妹コニーの夫カルロ(ジャンニ・ルッソ)の裏切りを問い詰めるマイケル。
The Godfather

『ゴッドファーザー PART II』。前作の前日談と後日談の二つの物語が並行して語られる。前日談は20世紀前半のニューヨークが舞台。シチリア島に生まれたヴィトー少年が単身ニューヨークに渡り、裏社会で次第に頭角を現す過程を描く。一方、後日談ではヴィトーのファミリーを受け継いだマイケルのその後の抗争の日々が描かれる。

赤ん坊のソニーを抱くヴィトー青年(ロバート・デ・ニーロ)とそれを見守る妻カルメラ(フランチェスカ・デ・サピオ)。
The Godfather PART II

ユダヤ系マフィアの頭目ハイマン・ロス(リー・ストラスバーグ)とマイケル。
The Godfather PART II

『ゴッドファーザー PART III』。マフィアの世界で成功した後、表社会に軸足を移そうとして新たな抗争に巻き込まれるマイケルの晩年を描く。

マイケルの長兄ソニーの遺児でファミリーの後継者となるヴィンセント・マンシーニ(アンディ・ガルシア)とマイケルの娘メアリー(ソフィア・コッポラ)。
The Godfather PART III

シチリア島で余生を送るマイケル。
The Godfather PART III


THE GODFATHER | 50th Anniversary Trailer | Paramount Pictures - YouTube

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