日生のカキ

都内在住の親戚から岡山県は備前市日生町の殻付きのカキが届いた。この冬のカキの到来は昨年末の松島産に続いて2度目。ありがたい。
日生のカキ

カキは50個くらいあった。日生の殻付きのカキはやや小振りで、殻のサイズや形が比較的揃っている。先日の松島産は全体に殻が大きめでゴツゴツし、形もイビツだった。
日生のカキ

初日はカキフライ。日生のカキは殻付きの状態だと先日の松島産に比べて少し小さめだが、殻が薄くて実入りがいい。剥き身にすると両者の大きさはあまり変わらない。日生も松島も1年養殖のようだから、瀬戸内海と太平洋の環境の違いか。自然のものだから、収穫した年や個体差によっても違うのだろうが。日生はまろやかであっさりとした旨味があり、松島は野性的で濃厚な味があるように思う。
2日目は焼きカキ。日生のカキは殻が薄い。一般家庭での焼きカキに向いていそうだ。今回も中華鍋にアルミホイルを敷いてカキを並べ、蓋をして、中火で蒸し焼き。鍋が過熱すると自動的に弱火になるガスレンジなので、ときどき鍋肌から水を差して鍋の温度を下げる。
中華鍋の前で発泡酒を飲みながら焼きあがるのを待つ。殻が開いてきたら、片側の殻を外して、そのまま食べる。
その他には豚バラ軟骨(ソーキ)と大根の煮物。
燻りがっことマスカルポーネチーズのクラッカーのせは洋酒にも合う。あとはアボカドとトマトのサラダ。
3日目はカキのシチュー。ほうれん草入り。カキの旨味が溶け込んだソースがうまい。残ったシチューはパスタのソースにした。
3日間、カキを堪能させてもらった。

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