五所平之助監督による新東宝映画『煙突の見える場所』(1953年)。ある夫婦と捨て子の赤ん坊を巡る物語。原作は椎名麟三の短編小説『無邪気な人々』(1952年)。脚本は小国英雄。英題: Where Chimneys Are Seen。写真はお化け煙突を見やる弘子(田中絹代)。買い物かごからネギがぶら下がっている。
隆吉と弘子は2階の二間を2人の独身者に貸していた。下宿人の1人は東仙子(高峰秀子)。仕事は商店街の有線放送のアナウンサー。しっかり者でさばさばしている。潔癖なところがある。
弘子は隆吉に内緒で競輪場の払い戻しの仕事をしている。隆吉と弘子は自分たちの家を建てたいと願っていた。
ある日、留守中の緒方家に捨て子の赤ん坊(吉本三千代)が置き去りにされる。
捨て子は弘子の前夫、塚原忠二郎(田中春男)の仕業だった。
弘子の前夫が押し付けるように置いていった赤ん坊を前に、隆吉(左)と弘子(右)は狼狽する。隆吉は弘子をなじり、夫婦仲は次第に険悪になっていく。
昭和20年代後半の東京の下町の空気感やそこに住む人々の人情が何ともいえない。音楽は芥川也寸志。
煙突の見える場所PV(英題:Four Chimneys PV) - YouTube
予告編。
煙突の見える場所 / Where Chimneys Are Seen (1953) [カラー化 映画 フル / Colorized, Full Movie English subtitles] - YouTube
全編。カラー化されている。













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