2026年8日上旬、朝5時半。晴れ。実家に帰省し、旧盆前の墓掃除。この辺は日中は気温が上昇しても、朝夕は涼しい。寺で一緒になった旧知のSHさんと世間話などしながら、1時間ほどかけて、墓のまわりの雑草を取り、墓石を洗う。家の掃除には熱心な方ではないが、墓の掃除は嫌いではない。
家の墓の裏手にある空いた区画の雑草を取っていたときに傍らに咲いていたムクゲの花。ムクゲ(木槿)はアオイ科フヨウ属の落葉樹。学名: Hibiscus syriacus。ハイビスカスはもともとフヨウ属の英名。また、ムクゲは韓国の国花。
幼かった頃、旧盆の墓参りは縁者の墓を含めて3つのお寺の確か6箇所で行っていた。見上げるような立派な墓もあれば、地面に石を1つ置いただけの簡素な墓もあった。毎年8月13日には、明治生まれの祖母に連れられて、数時間かけてそれらの墓をお参りをしたものだ。蓮の葉の上に並べられたお供え物はどの墓も同じだった。そうした墓にはよく知った親戚の墓もあれば、関係のよく分からない家の墓もあった。たぶん祖母はかつて親しかった家で今はお参りする人のいない墓も自分の家の墓と同じように掃除し、お参りしていたのだと思う。墓参りが済むといつもN屋という和菓子屋でかき氷を食べた。
今はその旧盆前の墓掃除も自分の家の墓だけである。

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