カサブランカ

マイケル・カーティス監督によるアメリカ映画『カサブランカ』(1942年)。第二次世界大戦下の仏領モロッコを舞台にかつて恋人だった男女の偶然の再会と別れを描く。原題: Casablanca。写真はリック(ハンフリー・ボガート、左)とイルザ(イングリッド・バーグマン、右)。
Casablanca (1942)

1941年12月、フランス領モロッコのカサブランカ。当時、フランスは親ドイツのヴィシー政権下にあった。カサブランカはドイツによる侵略を恐れてポルトガル経由でアメリカへ渡ろうとするヨーロッパの人々で溢れていた。だが、カサブランカもドイツの影響下にあり、中継地のリスボンへの出国ビザの入手は困難だった。
Casablanca (1942)

カサブランカを管轄するフランス植民地警察のルノー署長(クロード・レインズ、右)とドイツ軍のシュトラッサー少佐(コンラート・ファイト、左)。ルノー署長はシュトラッサー少佐の指示下にあった。
Casablanca (1942)

アメリカ人のリック・ブレイン(ハンフリー・ボガート)はカサブランカで「カフェ・アメリカン」という酒場を営んでいた。リックはかつてスペイン内戦で人民戦線に参加した経歴の持ち主だったが、カサブランカでは酒場の経営に専念していた。
Casablanca (1942)

余計なことだが、ハンフリー・ボガートは煙草を葉巻のように持つ。

「カフェ・アメリカン」の店内。専属ピアニストで歌手のサム(ドーリー・ウィルソン、中央)はリックと長年の間柄だった。
Casablanca (1942)

ある夜、男女の二人連れが「カフェ・アメリカン」を訪れる。男はチェコスロバキア人でドイツに対するレジスタンス運動の活動家ヴィクター・ラズロ(ポール・ヘンリード、中)。ラズロはポルトガルへの脱出を画策し、「カフェ・アメリカン」でウーガーテ(ピーター・ローレ)という男から出国のために必要な通行証を買い取ることになっていた。
Casablanca (1942)

二人連れの女の方はラズロの内縁の妻イルザ・ラント(イングリッド・バーグマン)。実はリックとイルザはかつてパリで恋愛関係にあった。イルザは旧知のサムにリックとの思い出の曲「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」をリクエストする。イルザはサムの歌を聴きながら、パリでリックと過ごした日々を思う。
Casablanca (1942)

この後、リック(左端)とイルザ(右端)は思いがけない再会を果たす。右から2人目はラズロ、3人目はルノー署長。ルノー署長はリックとは顔なじみで、ラズロの動きも注視していた。以下略。
Casablanca (1942)

挿入歌の「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」が幾度となく流れる。


Casablanca | 4K Trailer | Warner Bros. Entertainment - YouTube

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