2025年7月上旬。奄美群島と沖縄本島の旅の3日目。朝5時起床。民宿さんごの奥さんはもう調理場で朝食の支度を始めていた。日の出どきの和瀬の浜を散策する。
同じく和瀬の浜。
民宿の庭には蘇鉄がたくさん植えられていた。
大広間で朝食をいただきながら、NHKの7時のニュースを見る。トップは今朝も吐噶喇列島の群発地震。民宿の奥さんは奄美大島はほとんど揺れることはなかったといいながらも、新燃岳の噴火ともども気になる様子だった。小さな宿に(とりわけ一人で)泊まると自然に地元の人との間に会話が生まれる。
民宿の会計を済ませ、和瀬からしまバスで名瀬の市街地に移動する。この日の宿のホテルビッグマリン奄美に荷物を預ける。
ホテル近くの奄美市立奄美博物館を見学する。江戸時代末期の奄美大島について記録した貴重な古文書という『南島雑話』の写本。
同じく大島紬の織り方を学習するための展示。織機の綜絖の仕組みを知り、大いに感心する。
昼食は瀬里奈(名瀬末広町)の野菜カレーと生ビール。人気がありそうだったのでふらりと入ったのだが、何とはなしに(意識高い系の)女性向きの店だった。
広大な名瀬港のうち、ホテルの近くの一角。この倉庫のような小屋の前の日除けの下のベンチは海風が吹き抜けて気持ちのいい場所だった。
ホテルと名瀬港のあいだには防潮扉がある。
ホテルの夕食バイキング。明日は早朝出発なので夕食はホテル(正確にいうと併営の郷土料理レストラン)で済ませることにする。左下が奄美大島名物の鶏飯。今回の旅では少飲少食を心がけているが、バイキングは鬼門であった。
ホテルの部屋からは名瀬港が見渡せる。
明日はホテルを5時に出発し、名瀬港5時50分発のフェリー波之上で徳之島に向かう。
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