深作欣二監督による東映映画『火宅の人』(1986年)。小説家桂一雄の生い立ち、家庭生活、愛人との恋愛を描く。原作は檀一雄の自伝的な同名小説。英題: House on Fire。写真は桂一雄(緒形拳)。
大晦日に前触れもなく放浪から帰宅した一雄。ヨリ子の財布からタクシー代を払った後で、一雄「ただいま、帰りました」、ヨリ子「ご無沙汰してます」、一雄「はあ、こちらこそ」「これ、お土産です」「玄海のブリ」、ヨリ子「それで無一文ですか」、一雄「はい、無一文です」。
一雄(左)は駆け出しの新劇女優の矢島恵子(原田美枝子、右)と出会い、彼女と同棲する。
檀一雄の原作には必ずしも忠実ではなく、深作欣二や脚本の神波史男による創作も含まれている。音楽は井上堯之。
【予告編】火宅の人 - YouTube
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