ガンジー

リチャード・アッテンボロー監督による英印米合作映画『ガンジー』(1982年)。インド独立運動の指導者マハトマ・ガンジー(1869~1948年)の生涯を描いた伝記映画。「マハトマ」は「偉大な魂」という意味の尊称。原題: Gandhi。写真は糸車を回すガンジー(ベン・キングズレー)。
Gandhi (1982)

この作品は1948年1月30日にガンジー(中央)が暗殺されるシーンから始まる。
Gandhi (1982)

ガンジーの葬儀。群衆が沿道を埋め尽くす。中継するラジオ局が「アインシュタイン博士は語っています」「将来の人たちはとても信じないだろう」「このような人間が地球上に実在したことを」とアナウンスする。このシーンの撮影には史上空前の30万人以上のエキストラが動員された。
Gandhi (1982)

暗殺と葬儀の後、映画は1893年の南アフリカにフラッシュバックする。1週間前に赴任したばかりの弁護士モハンダス・ガンジー(右下)は汽車の一等車に乗っていたところ、インド人であることを理由に車掌から三等車に移るように指示され、それを拒んで汽車から放り出される。
Gandhi (1982)

ガンジーはインド人意識に目覚め、南アフリカのインド系移民への差別に対する権利回復運動を推進する。
Gandhi (1982)

1913年にガンジー(左)や妻、権利回復運動の同士たちは投獄される。しかし、当局への非難の高まりや巧みな交渉の末、釈放を勝ち取る。
Gandhi (1982)

1915年、ボンベイ。インドに帰国したガンジー(中央)を大勢の人々が出迎える。
Gandhi (1982)

同時に帰国した妻カストゥルバ・ガンジー(ロヒニ・ハッタンガディー、中)は「インド女性として(南アフリカでの)入獄は恥でしたか」と記者に訊かれ、「夫に従うのが恥ですか」と訊き返す。
Gandhi (1982)

この後、ガンジーはインド中を回って独立運動を推し進めるのだが、これ以降の説明は要らないだろう。写真はインド独立後に対立を激化させたヒンドゥー教とイスラム教の暴徒たちを鎮めようと死を賭した断食を行うガンジー。
Gandhi (1982)

3時間を超える長編映画。史実に対する忠実性や歴史的な解釈について語るほどの知識はないが、多少の問題はあったとしても、この作品を通してガンジーの生き方や思想にもう一度触れることは無駄ではないと思う。


Gandhi - Trailer (1982) - YouTube
予告編。日本語字幕なし。

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