おらんだ正月

森銑三著『おらんだ正月 - 江戸時代の科学者たち -』(冨山房百科文庫、1938年、新版1978年)。新版冒頭の富士川英郎の「解題」から少し引用すると「森先生はこの本のなかで、江戸時代の初期から末期に至るまでの間に活躍した医者や学者や探検家などのうちから五十二名のひとを選んで、その伝記を、面白い逸話を交えながら、平易な文章で、誰にでもよく分かるように、語っておられます」。

森銑三著『おらんだ正月 - 江戸時代の科学者たち -』(冨山房百科文庫、新版1978年)
森銑三著『おらんだ正月 - 江戸時代の科学者たち -』(冨山房百科文庫、新版1978年)

森銑三が新版に寄せた「後記」には「私の二十代には、郷里の刈谷と、群馬県の高崎とで、期間は短かったのですが、小学校の代用教員をしていた経験があり、その時に接した児童諸君を念頭に置きながら、その子供達に話しかけるつもりで書いたことでした」とある。森銑三の人柄が偲ばれる。

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