ナビィの恋

中江裕司監督によるイエス・ビジョンズ、オフィス・シロウズ映画『ナビィの恋』(1999年)。沖縄の粟国島に暮らす老婦人ナビィの生涯に渡る恋の物語。英題: Nabbie's Love。写真はナビィ(平良とみ、右)と恵達(登川誠仁、左)。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

沖縄の粟国島。恵達曰く、「この島、何もないよ」「牛しかおらんよ」。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

東金城(あがりかなぐしく)奈々子(西田尚美、右)は東京から粟国島に里帰りする。島に渡る連絡船は奈々子の幼馴染みのケンジ(津波信一、左)が操船していた。ケンジは奈々子に気がある。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

奈々子は連絡船で見かけた白いスーツ姿のダンディな老紳士が気にかかる。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

粟国島は奈々子が生まれた島。今は祖父母が暮らす。祖父恵達(登川誠仁)は三線を手放さない。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

祖母ナビィ(平良とみ、右)は花を大事に育てていた。「ナビィ」は「鍋」の意。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

奈々子は祖父母とともに東金城の本家に挨拶に行く。本家の長老(嘉手苅林昌、中央)、妻(大城美佐子、左)、息子(嘉手苅林次、右)が沖縄民謡を披露する。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

アブジャーマー男(山里勇吉、奥)はいつも老人の面を被り、沖縄民謡を唄っている。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

奈々子らが島の売店を訪れると突然、島のバンドが演奏を始める。フィドルを弾いているオコーナー(アシュレイ・マックアイザック、中央)は売店の女主人麗子(兼島麗子、左から2人目)の夫。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

恵達(右)は畑で本土からの旅行者の福之助(村上淳、左)と出会う。恵達は風来坊の福之助を家に連れ帰る。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

奈々子が連絡船で見かけた老紳士はナビィ(左)の若い頃の恋人サンラー(平良進、右)だった。サンラーはナビィとの恋愛が原因で島を追放され、その後ブラジルに移住したのだが、60年ぶりに島へ帰ってきたのだった。ナビィはその間、サンラーの仲村渠(なかんだり)家の墓を代わりに守ってきた。二人はその墓の前で再会する。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

サンラー(手前)の帰還は島中に波紋を巻き起こす。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)

ユタ(霊媒師)のツル(吉田妙子、奥)がやって来る。ツルは「サンラーがこの島にいることは天の神様、島の神様、御先祖様が許さない」と厳命する。以下略。
中江裕司監督『ナビィの恋』(1999年)


映画『ナビィの恋』予告編 - YouTube

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