魚影の群れ

相米慎二監督による松竹映画『魚影の群れ』(1983年)。下北半島の大間漁港のマグロ漁師とその一人娘を描いた人間ドラマ。原作は吉村昭の同名小説。英題: The Catch
相米慎二『魚影の群れ』(1983年)

下北半島の大間漁港のマグロ漁師小浜房次郎(緒形拳)は頑固だが腕のいい漁師だった。
相米慎二『魚影の群れ』(1983年)

房次郎(左)は娘トキ子(夏目雅子、右)と二人で暮らしていた。房次郎の妻アヤは幼いトキ子を置いて若い男と出奔し、房次郎はトキ子を男手一つで育てた。
相米慎二『魚影の群れ』(1983年)

トキ子(左)には依田俊一(佐藤浩市、右)という恋人がいた。
相米慎二『魚影の群れ』(1983年)

俊一(左)はむつ市で親から引き継いだ喫茶店を営んでいた。俊一はトキ子と結婚するために、喫茶店を畳んで漁師になり、婿養子になってもいいという。
相米慎二『魚影の群れ』(1983年)

房次郎は漁師になることを安易に考えている俊一を相手にしなかったが、このままではトキ子がアヤのように自分のもとを去るのではないかと危惧し、自分の船に乗ることを許す。だが、マグロ漁の最中の事故で俊一は負傷し、それを境に俊一は房次郎に敵意を抱く。
相米慎二『魚影の群れ』(1983年)

その後、トキ子(左)は俊一とともに大間を去る。
相米慎二『魚影の群れ』(1983年)

トキ子たちが去って1年後、房次郎(奥)は漁で立ち寄った北海道の漁村で妻アヤ(十朱幸代、手前)と20年ぶりに遭遇する。房次郎はアヤとよりを戻すかに見えるも結局一人去る。
相米慎二『魚影の群れ』(1983年)

しばらくして、トキ子と俊一は大間に戻ってくる。二人は和歌山で結婚し、俊一は一人前の漁師となっていた。以下略。
相米慎二『魚影の群れ』(1983年)

エンディングロールに原田芳雄とアンリ菅野が歌う「Bright light, in the Sea」(東海林良作詞、玉置浩二作曲)が流れる。写真はトキ子。
相米慎二『魚影の群れ』(1983年)


映画「魚影の群れ」 1983 予告編 - YouTube

原田芳雄 with アンリ菅野 Bright Light, in the sea (1983)_哔哩哔哩_bilibili

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