2024年7月下旬の某日。連日の猛暑。夕刻、吉祥寺の闇太郎に行く。開店の目安の18時をちょっと回った頃に着いたが、まだ営業が始まっていない。店内には店主の姿が見える。もうすぐ開店だろう。気持ちのいい風が吹いていたので、店の脇の道沿いの低いブロック塀に腰かけ、夕涼みをしながら店が開くのを待つ。
店の勝手口の辺りはきれいに掃き清められ、植木鉢は背の高さの順に並べられている。鉢と転倒防止のためのブロックの大きさも釣り合っている。黒い壁面と赤い提灯やビールケースとのコントラストもいい。店主の美意識が感じられる。
隣で同じように夕涼みをしていた近所の老婦人と四方山話をしながら風に吹かれていたら、ほどなく店主が出てきた。挨拶をしながら腰を上げて店に入る。カウンター奥のテレビの脇の席に座り、パリ・オリンピックの中継を見ながら、よく冷えた瓶ビールをのんびり飲む。暑い日の過ごし方として悪くはない。

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