アギーレ/神の怒り

ヴェルナー・ヘルツォーク監督による西ドイツ映画『アギーレ/神の怒り』(1972年)。16世紀中頃の南米、スペインの征服者ロペ・デ・アギーレは伝説の黄金郷を目ざし、遠征隊の分遣隊を率いてアマゾン奥地に足を踏み入れる。原題: Aguirre, der Zorn Gottes、英題: Aguirre, the Wrath of God。写真はアギーレ(クラウス・キンスキー)。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

1560年、ゴンサロ・ピサロ率いるスペインの遠征隊は伝説の黄金郷エルドラードを探すため、キトからアンデス山脈を越え、アマゾン奥地を目ざしていた。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

アンデスを越え、アマゾン川の畔に出る。急流を渡るのは無理なように思えた。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

陸路も密林に覆われ、前進は困難を極めた。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

ピサロ(アレハンドロ・レプレス)は40人の男たちに分遣隊として筏で川を下り、食料を調達し情報を収集するよう命じる。分遣隊を待ち受けるのはアマゾン川、密林、そして危険な先住民だった。分遣隊は1週間以内に本隊に帰還するものとし、分遣隊が1週間以内に帰還しなければ全滅したと見なして、本隊は引き返すという過酷な任務だった。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

分遣隊の隊長にはペドロ・デ・ウルスア(ルイ・ゲーハ、左)が任命された。ウルスアの愛人イネス・デ・アティエンサ(エレナ・ロホ、右)も本人の強い希望で同行する。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

副隊長は経験豊富なロペ・デ・アギーレ(クラウス・キンスキー)が指名された。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

修道士のガスパール・デ・カルバハル(デル・ネグロ)も分遣隊に随行する。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

スペイン王家を代表して貴族のフェルナンド・デ・グスマン(ペーター・ベルリング)が分遣隊に加えられる。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

40人の分遣隊を乗せた4艘の筏が出発する。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

アギーレ(奥)は野望を胸に秘めた危険な人物だった。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

アギーレの15歳の娘フローレス(セシリア・リヴェーラ)も本人の強い希望で同行していた。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

出発早々、1艘の筏が渦に巻き込まれ、抜け出せなくなる。この後も幾多の困難が続く。
Aguirre, the Wrath of God (1972)

音楽はポポル・ヴフが担当した。


「アギーレ・神の怒り」Aguirre, der Zorn Gottes (1972西独) - YouTube
予告編。

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