山梨県立文学館

2024年5月中旬の日曜日、山梨県甲府市の芸術の森公園に行く。公園内の山梨県立文学館(写真)の玄関前で知人と待ち合わせ、一緒に文学館の展示を観覧した。

芸術の森公園には山梨県立美術館と山梨県立文学館がある。

こちらは山梨県立美術館。ミレーの『種まく人』で有名だがこの日は入館しなかった。

山梨県立文学館は山梨県出身とゆかりのある文学者について展示している。樋口一葉の両親が山梨県出身とか山本周五郎が山梨県大月市の生まれというのは初めて知ったし、李良枝も山梨県南都留郡西桂町生まれなのだそうだ。芥川龍之介と山梨県の関わりについても勉強になった。まだ現役のせいか林真理子の展示は見あたらなかった。展示は予想していたよりも充実していたし、休日にしては来館者もまばらでゆっくり見物できた。日を改めてまた来ようと思った。ちなみに館内は写真撮影禁止だった。

芸術の森公園の庭園には山梨県立美術館所蔵の彫刻が配置されている。右手前はオシップ・ザッキン『ゴッホ記念像』(1956年)、中央奥は佐藤正明『ザ・ビッグアップル No.45』(2007年)、左端はオーギュスト・ロダン『クロード・ロラン』(1880-1892年)。

庭園の向こう側にあるバラ園を見た後、美術館のカフェで知人と雑談。アイス・レモネードがおいしかった。

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