パルプ・フィクション

クエンティン・タランティーノ監督による米国映画『パルプ・フィクション』(1994年)。ロサンゼルスを舞台にした犯罪映画。パルプは「質の悪い紙に印刷された扇情的な内容の出版物」。原題: Pulp Fiction。写真はミア(ユマ・サーマン)。
Pulp Fiction (1994)

ギャングの一味が関わる複数のエピソードがそれぞれいくつかに分割され、さらに前後関係を入れ替えながら組み合わされて構成されている。ただ、話を繋ぐための小道具が用意されていることもあって、難解というほどではない。以下は主だった登場人物。

パンプキン(ティム・ロス、右)とハニー・バニー(アマンダ・プラマー、左)は食事中のレストランで強盗を始めるチンピラのカップル。このとき、ジュールスとヴィンセントも偶然店にいた。
Pulp Fiction (1994)

ジュールス・ウィンフィールド(サミュエル・L・ジャクソン、左)とヴィンセント・ベガ(ジョン・トラボルタ、右)はマーセルスの手下。ジュールスは人を殺す前に旧約聖書の一節を唱える。ヴィンセントは気が短い。
Pulp Fiction (1994)

ギャングのボスのマーセルス・ウォレス(ヴィング・レイムス)。
Pulp Fiction (1994)

マーセルスの妻ミア・ウォレス(ユマ・サーマン、左)。マーセルスは留守中のミアの世話をヴィンセント(右)に頼む。ミアとヴィンセントはレストランで食事をし、そこでツイストコンテストに出場する。
Pulp Fiction (1994)

ミア(手前)はその後麻薬の過剰摂取で危険な状態に陥る。ヴィンセント(左)はミアを麻薬の売人ランス(エリック・ストルツ、右)の家に運んで、介抱を頼む。奥に見えるランスの妻ジョディ(ロザンナ・アークエット)は身体の至るところにピアスをしている。
Pulp Fiction (1994)

ブッチ・クーリッジ(ブルース・ウィリス)は年配で落ち目のプロボクサー。マーセルスに八百長試合を持ちかけられ、一旦引き受けるが、その後裏切る。
Pulp Fiction (1994)

試合会場から逃亡するブッチを乗せるタクシー運転手のエスメラルダ・ヴィラロボス(アンジェラ・ジョーンズ)。コロンビア人でたどたどしい英語を話す。
Pulp Fiction (1994)

ブッチと一緒に逃げる恋人ファビアン(マリア・デ・メディロス)。ブッチの大事な時計を家に置き忘れてきてしまい、そのためにブッチは危険を承知で取りに戻る。
Pulp Fiction (1994)

ジュールスの友人ジミー(クエンティン・タランティーノ=監督)。ジュールスとヴィンセントが殺人を犯した後にジミーの家に逃げてくる。恐妻家のジミーは外出中の妻の帰りを恐れる。
Pulp Fiction (1994)

マーセルスは殺人の証拠隠滅のためにジュールスとヴィンセントの元にウィンストン・ウルフ(ハーヴェイ・カイテル、右端)を寄越す。
Pulp Fiction (1994)

暴力シーンと気が利いた会話が印象に残る作品。


Pulp Fiction(パルプフィクション)日本語予告編 タランティーノ - YouTube

Pulp Fiction - Dance Scene (HQ) - YouTube
ツイストコンテストのシーン。

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