MKVToolNix

MKVToolNixはMatroska形式のメディアコンテナを作成、変更、検査するためのソフトウエア。mkvextract、mkvinfo、mkvmerge、mkvpropeditの4つのコマンドとGUIがセットになっている。ドイツ在住のモリッツ・ブンクス氏が2003年に開発し、現在もメンテナンスしている。オープンソースでLinux、macOS、Windowsなど様々なプラットフォームで動く。無料。メニューは日本語と英語が入り混じっている。

MKVToolNix 82.0のスクリーンショット(Windows 10)
MKVToolNix (Windows 10)

MKVToolNixはMatroskaファイルの再構成や分割などに利用している。MKVToolNixに含まれるコマンドはシェルから単体で動かすことができる。

例えば、1つのmkvファイルを9番目のチャプターの手前で2つのmkvファイルに分割する場合、シェルからmkvmergeを下記のように実行すると、outfile-001.mkvとoutfile-002.mkvという2つのmkvファイルが作成される。

mkvmerge.exe -o outfile.mkv infile.mkv --split chapters:9

mkvmergeの実行例(Windows PowerShell)
mkvmergeの実行例(Windows PowerShell)


MKVToolNix news – Matroska tools for Linux/Unix and Windows
公式サイト。

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