アルノルト・シェーンベルク(Arnold Schoenberg)の『浄められた夜(Verklärte Nacht)』作品4(1899年)をときどき聴く。もともとは弦楽六重奏曲だが、シェーンベルク自身の編曲による弦楽合奏版のほうが演奏機会が多い。
『浄められた夜』はリヒャルト・デーメルの同名の詩をもとに作曲された。詩の大意は以下。月夜に男と女が歩いている。女は男に「私は妊娠している」「それはあなたの子ではない」と告白する。男は苦悩する。やがて、男は「その子を私たちの子として育てよう」と女を赦す。男と女は歩き続ける。
25歳のシェーンベルクはこのセクシャルな詩にインスパイアされ、ねっとりとしたロマンティックな音楽を書いている。
Schoenberg: Verklärte Nacht, Op. 4 - Janine Jansen - International Chamber Music Festival Utrecht HD - YouTube
ジャニーヌ・ヤンセン(バイオリン)などによる弦楽六重奏版。
Arnold Schoenberg: Verklärte Nacht - YouTube
テリエ・トンネセン指揮、ノルウェー室内管弦楽団による弦楽合奏版。
アルノルト・シェーンベルク『青い自画像』(1910年)
『浄められた夜』はピエール・ブーレーズ指揮、ドメーヌ・ミュジカル・アンサンブル演奏の弦楽六重奏版が収録されたLP(EVEREST 3170、下の写真)で聴いてきた。YouTubeでその演奏を探したが、見当たらなかった。
EVEREST 3170
File:Blaues Selbstportrait.jpg - Wikimedia Commons


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