年賀状は2023年正月を最後に止めた。いわゆる年賀状じまいである。特に目上の親戚や先輩の方々には礼を失するのではないかとも考えたが、思い切って、昨年暮れに投函した年賀状にその旨を記した。段階的に縮小することもできるのだろうが、オール・オア・ナッシングで全廃した。何人かの方には事前に口頭でもお伝えした。
この師走からは年賀状を用意する必要がなくなった。電子メールやSNSなどによる新年の挨拶もしない。クリスマスカードを出す習慣は元々ない。長年お付き合いいただいた方々には申し訳ない話しだが、暮れに年賀状のことを考える必要がないと気持ちが軽い。
年賀状じまいによって、これまでの交際が縮小するのは本意ではない。実際にお会いしたり、郵便や電話といったお付き合いに費やす時間はむしろ増やしたい。といいながら、充分には実行できていない。
Rapture (1999) by Shirin Neshat
Rapture | The Art Institute of Chicago
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