ジャン=リュック・ゴダール監督・脚本によるフランス映画『勝手にしやがれ』(1960年)。ヌーヴェルヴァーグの犯罪ドラマ。原案はフランソワ・トリュフォー。主演はジャン=ポール・ベルモンドとジーン・セバーグ。原題: À bout de souffle。
若くて向こう見ずなミシェル・ポワカール(ジャン=ポール・ベルモンド)。別名ラズロ・コヴァクス。
撮影はラウル・クタール。手持ちカメラと最小限の照明で撮影された。演技や台詞は基本的に即興だった。短いリハーサルを数回行うなかで台詞を決め、続いて撮影が行われた。ゴダール自身は台詞を書き留めたノートを持っていたが、他人には見せなかった。撮影はストーリーの進行に沿って行われた。街頭での撮影許可が得られないことも多かったが、ここでも即興的に対処した。編集ではショットの途中を飛ばして繋ぎ合わせるジャンプカットが多用された。
ゴダールによるヌーヴェルヴァーグの傑作!映画『勝手にしやがれ』予告編 - YouTube
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