Android用の広告ブロッカーアプリ。広告サーバによる広告の表示をブラウザだけでなくその他のアプリについてもブロックする。例えば、アプリの画面の一番下に出てくる1行広告なども消える。root端末向けにはAndroidのネットワーク設定ファイルの修正によって、またroot端末でない端末向けにはローカルVPNの利用によって、広告サーバとのネットワーク接続を遮断して広告の表示をブロックする。遮断の対象となる広告サーバについてはデータベースが提供される。また、広告ブロック対象ドメインの追加や除外も行える。オープンソースで無料。ほとんど日本語化されている。ドミニク・シュールマンによって開発が始められた。AdAwayはGoogle Playからは入手できない。F-Droidからダウンロードする。
AdAwayのスクリーンショット(Xperia XZ1)
かつてroot化されたXperiaを使用していたときはこのアプリで広告をブロックし、大変快適だった。ただ、その頃はローカルVPN方式による広告ブロック機能はなく、root端末専用アプリだった。
今使っているXperia XZ1はroot端末ではないので、今回ローカルVPN方式を試してみた。広告ブロック自体は充分機能していたが、バックグラウンドで常時動作するため、バッテリーの減りが早くなったような気がする。年季の入った端末なのでバッテリーの持ちに不安がないわけではなく、AdAwayを継続して使用するかどうか悩ましい。
広告収入をもとにしたGoogleなどの無料サービスに依存しながら広告をブロックしたいというのは矛盾した話だし、情報として有用な広告もあると考えてはいるのだが、一部の広告は度が過ぎている。
AdAway | F-Droid - Free and Open Source Android App Repository
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