薪能

2023年5月27日(土)、第17回『武田の杜薪能』を見る。山梨県甲府市にある武田神社の能楽堂の甲陽武能殿にて。シテの佐久間二郎は地元甲府市の出身で観世喜之に師事した。
第17回『武田の杜薪能』

早めに行き、武田神社にお参り。拝殿では観世喜之と佐久間二郎がお祓いを受けていた。
第17回『武田の杜薪能』

薪能の開演を待つ甲陽武能殿の能舞台。
第17回『武田の杜薪能』

上演を前に、武田信玄の子孫や武田神社の宮司による挨拶の後、新作能の『甲陽』について作者でもある佐久間二郎が解説する。武田信玄による治水事業が題材という。武田信玄は1573年5月13日に齢53歳で亡くなっており、御神忌450年記念の新作能なのだそうだ。
第17回『武田の杜薪能』

自作解説が長々と続く。傍らの御神木など余所見する。
第17回『武田の杜薪能』

神職によるお祓いの後、薪に火を入れ、17時半過ぎに開演。上演中は写真撮影禁止。
第17回『武田の杜薪能』

番組は下記。20時終演。
  • 仕舞『敦盛』。観世喜之。
  • 仕舞『屋島』。観世喜正。
  • 狂言『名取川』。シテ(出家)大藏教義    、アド(何某)榎本元。
  • 新作能『甲陽』。シテ(老人、武田信玄公の霊)佐久間二郎、ツレ(龍神)小島英明、ワキ(旅僧)野口能弘、アイ(村人)大藏教義、アイ(村人)上田圭輔。笛:栗林祐輔、小鼓:鳥山直也、大鼓:佃良太郎、太鼓:大川典良。後見:遠藤喜久、桑田貴志。地謡:観世喜正、中森貫太、中所宜夫、奥川恒治、鈴木啓吾、永島充、坂真太郎、中森健之介。

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