クロイスターズ美術館(The Met Cloisters)はニューヨーク市マンハッタン区にあるメトロポリタン美術館の別館。中世ヨーロッパの修道院建築と美術品を鑑賞できる。写真は公式サイトとWikimedia Commonsから拝借した。下はトリエ回廊(Trie Cloister)の噴水。
クロイスターズ美術館はハドソン川に面した景観に優れたロケーションにある。対岸はニュージャージー州。
美術館の正面。建物はヨーロッパから移設された多くの修道院の建築物が再構成されたもので、その中に中世ヨーロッパの美術品が収蔵されている。
サン・ギレムの回廊(Saint-Guilhem Cloister)。
ランゴン・チャペル(Langon Chapel)。
『捕らえられた一角獣(The Unicorn in Captivity)』(ブリュッセルまたはリエージュ、1495年から1505年頃)。羊毛、金属糸、絹で織られたタペストリー。
『クロイスターズの十字架(Cloisters Cross)』(イギリス、12世紀)。セイウチの象牙に彫られている。
だいぶ前のことだが、日本で語学教師をしているアメリカ人に日本の中世の封建主義の話をしたら、封建主義(feudalism)ということば自体を知らなくて驚いたことがある。後でイギリス人の同僚は封建主義を知っていたといっていた。自国の歴史に中世を持つ国は世界のなかでも少数派なのだろう。
The Met Cloisters | The Metropolitan Museum of Art
File:The cloisters, trie cloister 02.JPG - Wikimedia Commons
File:The Cloisters-Pallisades.jpg - Wikimedia Commons
File:The Met Cloisters.jpg - Wikimedia Commons
File:Cloisters-724.jpg - Wikimedia Commons
File:Chapel from Notre-Dame-du-Bourg at Langon MET DP255163.jpg - Wikimedia Commons
File:The Unicorn in Captivity - Google Art Project.jpg - Wikimedia Commons
File:WLA metmuseum 12th century cross.jpg - Wikimedia Commons
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