マルホランド・ドライブ

デイヴィッド・リンチ監督によるアメリカ映画『マルホランド・ドライブ』(2001年)。殺人事件を主題としたサイコスリラー映画。写真は劇中で歌う「クラブ・シレンシオ」の歌手「ロサンゼルスの泣き女」(レベッカ・デル・リオ)。原題: Mulholland Drive
Mulholland Drive

ある夜、ハリウッドを見下ろすマルホランド・ドライブで自動車事故が起きる。事故を生き延びた黒髪の女(ローラ・ハリング)は現場から去り、とある留守宅にもぐり込む。
Mulholland Drive

翌日、女優志望のベティ(ナオミ・ワッツ、写真右)は留守番をするためにその家を訪ねる。写真左は管理人のココ(アン・ミラー)。往年のミュージカル女優アン・ミラーは公開時78歳。3年後に亡くなる彼女にとっては最後の出演作だ。
Mulholland Drive

ベティは留守宅で黒髪の女と出会う。黒髪の女はリタと名乗る。リタは記憶を失っていた。
Mulholland Drive

ベティはリタと一緒に記憶回復の手掛かりを捜す。
Mulholland Drive

殺人事件という現実のエピソードと、犯人の夢や幻想などによる複数の非現実のエピソードが絡み合うように進行する。非現実のエピソードは現実の出来事が変容したもので、現実の人間や事物が別の名前や役割に変形して登場する。現実のエピソードは最後に明らかになる。終わりまで見ないと全体が分からない。


Mulholland Drive | Official Trailer | Starring Naomi Watts - YouTube
予告編。

Mulholland Drive - LLorando (Crying) - English Subtitles - YouTube
作中でレベッカ・デル・リオが歌う挿入歌の“LLorando”。英語字幕付き。

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