KeePass Password Safe

いろいろなサイトでアカウントを作成すると、IDやパスワードの管理が大変になる。ここ10年以上、パスワードマネージャーのKeePass Password Safeで管理している。KeePass Password Safeはパスワードの生成や管理が行え、パスワードを収録したデータベースの利用にもパスワードを設定できる。オープンソースで無料で使える。

KeePass Password Safeはバージョン1.xとバージョン2.xの2つのシリーズがメンテナンスされている。基本機能はバージョン1.xにも備わっているが、高機能のバージョン2.xのほうが使いやすいと思う。

KeePass Password Safeは基本的にWindows版のみだが、バージョン2.x以降は、Mono(.NET Framework互換環境)を介して、LinuxやmacOSでも動作する。

KeePass Password Safe 2.x(以下同じ)のメイン画面のスクリーンショット(Windows 10、以下同じ)
KeePass Password Safeのメイン画面

個別パスワード編集画面のスクリーンショット
KeePass Password Safeの個別パスワード編集画面

パスワード作成画面のスクリーンショット
KeePass Password Safeのパスワード作成画面

KeePass Password Safeの日本語化については、半角カタカナ版のファイルが公式サイトからダウンロードできる。また、全角カタカナ版は篤志の方がファイルを公開されている。KeePass Password Safeを日本語化するには、半角カタカナ版か全角カタカナ版のどちらかを選び、ソフトウエアのバージョンに合わせてインストールすればよい。
 
KeePass Password Safeから派生したパスワードマネージャーにはKeePassX(開発は終了)やKeePassXCがある。これらのデータベースは共通している。
 
スマートフォン用アプリのKeePassDroidも併用している。PCのKeePass Password Safeで作成したデータベースをスマートフォンに転送すれば、スマートフォンのKeePassDroidでも同じように使える。KeePassDroidは指紋認証に対応している。


KeePass Password Safe
ここからソフトウエアをダウンロードできる。半角カタカナ版の日本語化ファイルも入手できる。

99% free
全角カタカナ版の(非公式版) 日本語化ファイルが公開されている。半角カタカナを好まない人はこちらを使うといい。

Android用のアプリ。他にも同種のアプリがある。

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