十分と九份

2019年9月に台湾に行ったとき、台北市に隣接した新北市の十分と九份を日帰りで観光した。下の写真は十分瀑布。
十分瀑布

十分駅。ローカル線の平渓線は日本統治時代に敷かれたためか、日本の旧国鉄とよく似た雰囲気がある。駅舎や切符売り場の佇まいも日本の駅かと思うほどだ。
十分駅

十分駅のホーム。停車中の気動車も日本製。
十分駅のホーム

十分名物の天燈上げ。十分駅前のレトロな商店街で色とりどりの天燈(ランタン)に願い事を書き、線路の上でロウソクを灯して熱気球方式で空に上げる。夜はさぞ幻想的だろう。
十分の天燈上げ

十分瀑布。十分駅から徒歩20分くらい。滝の周辺は遊歩道が整備されていて、ちょっとしたトレッキングだ。滝はカーテン型。台湾のナイアガラといわれる。落差20メートル、幅40メートル。きれいな滝だ。
十分瀑布

十分駅から台鉄で瑞芳駅に移動し、そこからバスで九份に向かう。九份の街は山の斜面に這うように拡がっている。
九份

石段を登ってゆくと、左手に九份のシンボルの阿妹茶樓が現れる。
九份の阿妹茶樓

土産物屋などが立ち並ぶ石段をさらに登って行く。伊香保温泉の石段を思い出す。
九份

石段を登った先にある聖明宮。三国志の関羽を祀っているた。台湾にはどの町にも発展の拠り所となった寺廟がある。
九份の聖明宮

聖明宮付近から基隆港を望む。基隆市は車で通り過ぎたことしかない。一度ゆっくり歩いてみたい。
基隆港

「鼎王麻辣鍋と饒河街夜市」に続く。

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