カブが旬のときに作る。さっぱりしておいしい。作るのも簡単だ。
- カブの葉を1cmくらい残して、切り離す。小カブなら葉を長めに残す切り方もある。
- カブを洗い、皮の付いたまま、くし形に切る。
- 皿に盛り付け、味噌を添える。
カブ味噌は西巣鴨の「高木」で初めて食べた。焼酎の牛乳割が名物の、清潔感と温かみを兼ね備えた趣のある老舗居酒屋だった。
「高木」の近く、上池袋の今にも崩れ落ちそうな店構えの「長野屋酒場」もよく行った。いつもホッピーを頼んだ。焼酎がやたらに多く、ドロリとした吞み口だった。ハムエッグの焼き加減は絶妙。店主の癖のあるようなフレンドリーのような応対が懐かしい。
どちらの店も比類のない個性があったが、もうない。
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