エドワード・ヤン監督による台湾映画『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』(1991年)。1961年に台北で実際に起きた少年殺人事件を題材に不良少年たちの世界を描く。英題: A Brighter Summer Day。
主人公の小四(チャン・チェン)と女友達の小明(リサ・ヤン)。
大戦後に中国から台湾に渡ってきた一家の小四(シャオスー)は名門中学の受験に失敗し、その中学の夜間部に通う。やがて、小四は不良グループと親しくなり、小明(シャオミン)という謎めいた少女と知り合う。小四は小明に惹かれるが、小明は曖昧な態度をとる。小四の父はスパイ容疑の取り調べで精神に変調をきたし、小四は不良グループ同士の対立に巻き込まれる。小四は不安定な精神状態のなかで問題を起こし、学校を退学となる。そうしたある日、小四は小明の交際関係を知る。
日本家屋で遊ぶ小明たち。
不良少年たちを通して1960年代初頭の台湾社会の歪みや軋みを表現している。台湾映画が打ち立てた金字塔だと思う。
映画 『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』 予告編 - YouTube
Endless Summer by Michael Atkinson - Moving Image Source
沒看過經典《牯嶺街少年殺人事件》?嫩版張震登上小螢幕 | ETtoday星光雲 | ETtoday新聞雲
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