勝連城跡

沖縄本島中部のうるま市の勝連城跡を散策。勝連城は12~13世紀に築城され、15世紀には最後の城主の阿麻和利(あまわり)が居城した。
勝連城跡

沖縄の他の城同様、城壁の石垣が優美な曲線を描く。元々の地形を生かしたものだろうか。魅力的な造形だ。
勝連城跡

勝連半島の小高い丘に建つ勝連城からは太平洋が一望できる。三の曲輪にて。
勝連城跡

三の曲輪の内壁。城壁に積まれた琉球石灰岩は工事用の石材として持ち出されていたらしいが、首里城同様、修復がかなり施されている。
勝連城跡

二の曲輪から見た一の曲輪の外観。
勝連城跡

二の曲輪にある洞穴のウシヌジガマ。拝所のような雰囲気がある。
勝連城跡

城の周りは南国の植物。
勝連城跡

写真中央の黒い点は上空を飛行するオスプレイ。
勝連城跡のオスプレイ

阿麻和利は海外貿易によって勝連に繁栄をもたらし、首里王の娘の百度踏揚(ももとふみあがり)を娶って、中城の護佐丸を倒したが、百度踏揚の付き人だった大城賢雄(うふぐしくけんゆう)を総大将とする首里王府軍に敗れた。その後、百度踏揚は大城賢雄の妻となり、その大城賢雄も王府内のクーデターで敗死した。

コメント