庭木の冬囲い(2)

昨日の雨で濡れた庭が乾くのを待って、午後からイヌツゲの板囲い。

まず、4本の長木を組み合わせ、横棒で繋いで枠組みを作る。地面が水平ではないので、長短の長木の組み合わせに時間がかかる。横棒は水平器をあてがって位置を決める。
イヌツゲの枝を押さえ込みながら、板で囲う。板囲いからはみ出た枝は囲いの中に押し込むか、長木や板に結びつけて固定する。
以前は板囲いの上部に三角帽のように葦簀(よしず、太い葦をすだれ状に編んだもの)をぐるりと巻き付けたものだ。葦簀を巻くと独特の風情が生まれ、冬囲いの見た目が格段によくなる。だが、葦簀は春までの間にだいぶ傷む。その都度修繕が必要だ。しかしながら、この頃は良質の葦が入手できなくなり、葦簀の修繕が難しくなった。そのため、数年前から葦簀は省いている。残念だが致し方ない。

また雨が降ってきた。もう少し手を加えたいところだが、本日の作業はここで終了。作業時間は2時間。

コメント